~お仕事をつづけていくために。~
心の準備はO.K?( ・ω・)y-゜゜゜
~人生のハードルを乗り越え
お仕事をつづけていくために。~
(あなたが始めるピアノ教室 より)
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ピアノの指導者としては、まだ初級の段階である方も、
見方をかえれば、人生でのポジションは千差万別であり、
年齢差も、かなりあるのではないかと思います。
結婚なんて、なんのその!当分は目もくれずにバリバリやっていきたいと
思っているひとも
いれば、
結婚あるいは出産といった 人生の大きなハードルを既に乗り越えたうえで、
今回新たに、「ピアノ教室」という新しい世界に挑戦していきたいと思っているひとも…
皆さん それぞれでしょう。
それでは、「自宅でのピアノ教室」という 大変な仕事をずっと続けていく上で、
どうしても考えておかなければならない、いくつかの問題を検討してみましょう。
結婚
現在では結婚してからも、結婚前と同じように
仕事を続けていきたいという方が
増えてきています☆
でも厳しい住宅事情のために、新居にはピアノが置けなかったり、ピアノを置くスペースはあっても、
いままで教えていた生徒から離れがたく、そうかといって 新しいところに通ってもらうには、
とおすぎるという場合もあります。
そのため、結婚後も、自分のピアノは実家に置いておき、
週に1、2回レッスンをしに、
実家に戻るというケースも結構あるようです。
しかし、残念ながら、今まで教えていた生徒を手放さなければならないという場合には、
「立つ鳥跡を濁さず」で、ちゃんと代わりの先生をさがしてから 引っ越すようにしましょう。
「結婚のため 引っ越しますので、今月いっぱいでレッスンは終わりです」
などという、誇らしげな挨拶ひとことで済ませてしまう・・などということの無いように!!
また、夫となる人には、自宅レッスンについて、具体的に理解をしていただくようにしましょう。
教える時間帯は、どうしても夕方にかかること、人間相手のしごとであり、自宅での仕事といっても、
そう簡単に休めないということ、など、最初に納得してもらっておくと、
あるていどの協力も得やすくなります。
出産
仕事をつづけるには、出産をどう乗り切るかが大きな問題となってきます。
一般的には、生徒や親御さんと相談の上、1~2ヶ月だけ休む、あるいは
数ヶ月の間、代講の先生
をさがすというケースが多いようです。
代理の先生を1年とか2年とか、長期間頼むのは、
その後「では 返してください」といいにくくなりますし、生徒との関係も、
冷めて(?)しまったりするので、代講の期間は、せいぜい数ヶ月に抑えておいたほうが賢明でしょう。
自宅近くで、代理の先生が みつからない場合は、地元の先生同士のサークルや、
楽器店に相談してみましょう。
ふだんから、交流があれば、こういうときにも、
話がスムーズに進んでラクです(*´▽`*)。
子育て
産後、仕事を続けるには、レッスンの間、赤ちゃんをどうするかという切実な問題が出てきます。
実家の母親は 最も力強い味方ですが、誰もが 援軍を頼めるとは限らないでしょう。
公立の保育園にあずけるには、所得証明書や、労働時間の証明(いずれも 夫婦2人のもの)
など、いろいろな手続きが必要です。(;´Д`)
勤めにでている場合とちがって、融通が付きやすいと思われている 自宅レッスンの仕事は、
なかなか認められにくいかもしれません。
いずれにしても、0歳児保育は、受け入れ人数が少なくて、空き待ちというケースが多く、
運よく入園できたとしても、公立保育園の保育時間の範囲では、レッスンしている夕方の時間帯を
カバーできないことが 十分考えられます。
地域によっては、役所公認の「保育ママさん」といって、自宅で少人数のこどもを見ている人に、
自分の都合にあった時間帯だけ 直接頼める制度があります。
公認ベビー・シッターは、時給 1,200円~2,500円くらいで、交通費別、夕方以降は割り増し、
その他に会費が必要なこともあり、定期的に頼むには、かなりの覚悟がいるでしょう。
結局、知り合いや 近所の人に預けて、なんとかやりくりをしている方も、
ずいぶん多いようです。!(・ω・ノ)ノ
でも 1人、2人のために、人の手を煩わせるのも気が重いので、
手伝いは一切たのまず
、隣の部屋に 赤ちゃんを寝かせて様子をみながらレッスンするという方も、
結構います。
このように、結婚・出産・子育て・・・これらを乗り越えて、レッスンを続けていくことは、
大変なことですが、
同時に 自分の仕事を見直すいいキッカケにもなります。
親御さんの見方としては、「ピアノの先生は、独身の方が時間の融通がきき、熱心にやってくれる」
と考えるひともいますが、
「結婚や子育てを経験している先生のほうが、安心して子どもを、まかせられる」
と考える人も たくさんいます。 また、自分自身のけいけんから、親御さんといろいろ話がはずみ、
場合によっては アドバイスをしてあげられるというメリットもあります。
「あなたのピアノ教室」を 細くとも 長く続けていくために、保護者とのコミュニケーションを
蜜にしながら、これらの転機をがんばって 乗り越えてください(●´ω`●)。
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